ダイビングライセンスの種類と違いとは?詳しく解説します!|福岡ダイビング モアナマリン
みなさん こんにちは。 ダイビングスクール モアナマリン【MOANA MARINE】です。
今回はダイビングライセンス【Cカード】の種類と違いについて詳しく説明していきます。
実は私、BSAC・PADI・SSI・NAUIの4つの指導団体のインストラクター資格を持っていますので自信を持って解説していきます!! これからライセンス(Cカード)の取得を考えている方必見です。
- 目次
1 ダイビングライセンス(Cカード)とは
2 ダイビングライセンスの種類は(指導団体)
3 ダイビングライセンスの種類は(ランク)
・初級コース
・中級コース
・上級コース
4 ダイビングライセンスはどこがいいのか
5 ダイビングライセンス取得にかかる費用は
6 まとめ
ダイビングライセンス(Cカード)とは?
ダイビングライセンスカードとは厳密にいうと「Cカード」ダイビング認定証のことで、英語で Certification Card のことです。一般的に私たちは、Certification の頭文字の「C」をとって「Cカード」と呼んでいます。
ライセンスとは資格(例えば国家資格や車の免許証など、、)というニュアンスの意味です。ダイビング認定証「Cカード」は国家資格ではなく、各指導団体が発行&認定するものですので、ライセンスと呼ぶには少しニュアンスが違います。しかし、一般的にはダイビングライセンスが浸透しているのが現実です。
日本では、海で仕事をする場合必要となるライセンス(資格)は潜水士です。こちらは国家資格になります。おそらく、ダイビングショップスタッフはみんなこの資格を持っていると思います。
ダイビングライセンスの種類は(指導団体)
ダイビング指導団体はかなり多くあります。その中でも、Cカード協議会に加盟している14団体の中でも最もメジャーな5つの団体について説明していきます。
Cカード協議会とは各指導団体の発行するCカードの「講習内容の基準」や「レベルの基準」などの基準を統一にするところです。
簡単にいうと、どの団体でも同じランクは同じ講習内容を終了しましょうということです。
ほかには、PADI の中級Cカードは他団体での同一ランクはどの名称なのか、などを確認することもできます。
BASC(ビー エス エー シー or ビーサック)
「BSAC」とは、The British Sub Aqua Clubの略称
1953年に英国のロンドンで設立された指導団体
イギリスの王室との関わりがある指導団体
PADI(パディ)
「PADI」とは、Professional Association Diving Instructorの略称
1966年に米国のシカゴで設立された指導団体。
世界で1番のシェアを持つ指導団体
SSI(エス エス アイ)
「SSI」とは、Scuba Schools Internationalの略称
1970年に米国で設立された指導団体
もとはPADIより分かれて誕生した指導団体
NAUI(ナウイ)
「NAUI」とは、National Association of Underwater Instructorsの略称
1960年に米国で設立された指導団体
世界最古でPADIより歴史がある指導団体
CMAS(シーマス or クマス)
「CMAS」とは、Confédération Mondiale des Activités Subaquatiques (フランス語)の略称
1959年にモナコで設立された団体
ダイビングライセンスの種類は(ランク)
ダイビングライセンス(Cカード)ランクの呼び方は各指導団体によって変わってきます。
そして、ランクによって潜ることができる水深や環境なども変わってきます。
初級ライセンス
指導団体 | 初級ランク呼び方 | 潜れる水深 |
BSAC | オーシャンダイバー (ISO認証) | 18メートル |
PADI | オープンウォーターダイバー(ISO認証) | 18メートル |
SSI | オープンウォーターダイバー(ISO認証) | 18メートル |
NAUI | オープンウォーターダイバー(ISO認証) | 18メートル |
CMAS | 1スター/オープンウォーターダイバー | 18メートル |
中級ライセンス
指導団体 | 中級ランク呼び方 | 潜れる水深 |
BSAC | スポーツダイバー | 30メートル |
PADI | アドバンスドオープンウォーター | 30メートル |
SSI | アドバンスドオープンウォーターダイバー | 30メートル |
NAUI | アドバンスダイバー | 30メートル |
CMAS | 2スター/アドバンスダイバー | 30メートル |
上級ライセンス
指導団体 | 上級ランク呼び方 |
BSAC | ダイブディレクターダイバー |
PADI | マスタースクーバダイバー |
SSI | マスターダイバー |
NAUI | オープンウォーターダイバー |
CMAS | 3スター/マスターダイバー |
ダイビングライセンスはどこがいいのか
たくさんの指導団体のなかでどれがいいのか迷いますよね‥
まず、1つ目のポイントは国内、海外を問わずどこでも使えるものです。
世界中どこでも使えるカードを持っていれば安心してダイビングを楽しむことができます。
2つ目のポイントは「ISO認証」を受けている指導団体はグローバル(国際)基準ですので、安心して取得ができます。
3つ目のポイントは指導団体だけにとらわれず、素敵なお店に出会うことです。
意外にもこちらもとても重要なのです。インストラクターの人柄やショップの雰囲気、ツアーの開催なども今からダイビングを始める方には居心地の良さも大切です。
おすすめはBSAC(ビー エス エー シー)
初めにもお話ししましたが、私は4つの指導団体のインストラクター資格を持っています。
おそらく、4つの主要な指導団体(BSAC・PADI・SSI・NAUI)のインストラクター資格を持っている人は、あまりいないと思います。 いまだにお会いしたことがないくらいです。
さて、なぜかと思いますか??
理由としては、どの指導団体もダイビングを教えることについては、ほとんど変わりがないからです。指導する内容や呼び名などの小さな違いで、大きく変わることはないと思います。
もちろん、小さな違いはたくさんあり、その団体によって基準も少し違ってくることもあります。でも、海を愛して、素晴らしさを伝えたい!この気持ちはどの指導団体も同じです。
しかし、そんな中でも私がオススメする指導団体はズバリ!BSAC(ビーエスエーシー)です
BSACでは1953年の創立以来、半世紀以上もの長きに渡って「SAFETY FIRST」(安全はすべてにわたって優先する)という基本理念を守ってきています。
その基本理念の基に開発されたプログラムや考え方は、全てのダイバーに対して安心して、無理なく誰でも上達できるようなカリキュラムとなっているからです。
オーシャンダイバーコース(初めてのCカード取得)
コース概要
世界的に認められるダイバーとして認定を受けるための第一歩ダイバーとして、必要最低限の知識と技術を身につけた証となります。
スポーツダイバーコース(楽しむためのステップアップ)
コース概要
オーシャンダイバーコースで得た知識やダイビング技能にさらに新しい環境、新しいダイビングスタイルを紹介し、もっと幅広い活動範囲でのダイビングが可能になるコースです。BSACダイバーの最初の目標といっても良いでしょう。
ダイブディレクターコース(水中でのリーダー)
コース概要
異なるダイブサイトや、異なる状況下で行われる安全なダイビングを計画する能力も養います。多くのダイバーと接し、良きリーダーとなることができます。
インストラクターコース(プロとして活動したい)
コース概要
BSACダイビングプログラムを開催することができるランクす。 BSACナショナルインストラクターの下でトレーニングを受け、各項目の評価コースを受けてそれに合格が必要です。
ご自身のスキルアップやダイビングに対する意識の向上の為に受講される方も多いです。
ナショナルインストラクターが常勤
モアナマリンにはBSACインストラクターの中でも最上級のランク、ほぼ全てのBSACのコース開催と認定が可能なランクのナショナルインストラクターが常勤していますので、質の高いトレーニングを継続して受講することができます。
インストラクターに興味がある方はぜひ、お問い合わせくださいね
ダイビングライセンス取得にかかる費用は?
ダイビングライセンス取得コースはショップによってさまざまです。
まず、料金に何が含まれているのかをチェックしましょう。たとえば、送迎は含まれているのか?レンタル料金は?宿泊費は?食事は?などショップによりサービスや内容に違いがありますので、受講する前にはしっかりと説明をきいてくださいね。
時期によってはキャンペーンなどでおトクに取得できるチャンスもありますので、しっかりとチェックが必要です!
まとめ
みなさん いかがでしたか? 今回はダイビングライセンスの種類と違いとは?について詳しく解説してみました。
1 ダイビングライセンス(Cカード)とは
2 ダイビングライセンスの種類は(指導団体)
3 ダイビングライセンスの種類は(ランク)
・初級コース
・中級コース
・上級コース
4 ダイビングライセンスはどこがいいのか
5 ダイビングライセンス取得にかかる費用は
ダイビングライセンスの種類がたくさんあって迷うなぁと思われたらぜひ、お問い合わせしてみてくださいね。
素敵なダイビングライフと安全な潜水を楽しむことができるといいですね。
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